モデル

離散確率ノードの条件付き確率表(CPT)と効用ノードの効用表が、モデルによってコンパクトに指定できます。モデルは、モデル・ノードの一覧と数式の集合(モデル・ノードのステートの各コンフィギュレーションごとに1つの数式)からなります。 モデル・ノードは、そのモデルが属するノードの親の部分集合からなります。この部分集合は、ノードのプロパティ・ダイアログ・ボックスの表タブの下で指定されます。

モデルによる CPTの指定は、ある変数の条件付き確率分布が複雑で特定の関数または分布の形に(少なくとも近似的に)従う場合、とくに便利です。このような場合、条件付き確率表(CPT)を手動で指定するのは面倒です。

1つまたは複数のノードのステートに依存するさまざまな数式が必要な場合、モデル・ノードの使用は、複雑な数式がかなり簡素化されるので、とても便利です。

モデル・ノードが存在しない場合、モデルは単一の数式からなります。

モデルおよびモデル・ノードの使用事例は、テーブル・ジェネレータのチュートリアルにあります。


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翻訳者:多田くにひろ(マインドウェア総研