数式ビルダーは、関数または演算の選択やその引数の指定のためのシンプルなユーザー・インタフェースを提供して、数式の作成においてユーザーをアシストします。式を作成項目を選択すると、利用可能な関数(現在のノード表に関連づけられたノードのタイプに依存する関数の現時点の集合)を表示するダイアログ・ボックスが現れます。図1に事例を示します。関数は、特定の関数を素早く発見できるようにカテゴリの番号で並んでいます。
図 1: 数式ビルダーの関数選択ダイアログ. |
ユーザーが関数を選択すると、数式ビルダーの引数指定ダイアログが現れます。このダイアログは、選択された関数に引数を用意します。図2は、 + 演算子の引数指定ダイアログを示しています。
各引数は、それ自身が式であり、したがって、数式ビルダーを用いて作成できます。引数のテキスト・フィールの隣の選択ボタンを押すと、引数の数式ビルダーがスタートします。
式中に親を使用したい場合は、ユニークな(他にない)名前を使用しなければなりません。親リストで親を選択でき、そして、現在編集中の引数にそれを挿入するために、挿入ボタンを押します。離散確率ノードと決定ノードだけが、数式中に現れることができます。
図 2: 数式ビルダーの引数指定ダイアログ |
翻訳者:多田くにひろ(マインドウェア総研)