コンセプト創造支援システム 実験室

Concept Creation Support System Laboratory

マインドウエア総研は、創業者・多田が1997年頃に「概念調査」を提唱し、以来温め続けてきた目標を具現化する活動を開始します。それは、コンピュータ支援による新コンセプトの発見・創造です。

現在のAI/LLMは、博士レベルの推論が可能になっていると言われており、さらに命令されたタスクを時間をかけて取り組むことができる「エージェント」のレベルに進化しようとしております。そして、その先にはAIが自律的に研究開発を行うようになるとも言われております。AIが人類最後の発明となり、その先はAIが科学技術を推進していくとの見解もあるほどです。しかし、それはどこまで真実なのでしょうか。

一方、2025年3月の現時点においては、AIバブル崩壊の可能性が濃厚となっております。テクノロジー・ブームのハイプ・サイクルは、歴史的に何度も経験されておりますので、過熱したAIへの投資が一旦クールダウンするという現象は必ず起こります。2025年は、たぶんその年となるでしょう。しかしながら、過去のどのようなテクノロジー・ブームでも、バブル崩壊によってそのテクノロジーの進歩が止まるということは起きていません。それどころか、その後も着実に進歩し普及して来ました。マルチメディアもインターネットもそうでした。ただ、人々のテクノロジーへの「美しき誤解」が解ける瞬間が訪れるというだけのことに過ぎません。

AIはあくまでも機械であり、生物的な性質をまったく持っておりません。すなわち、行動を突き動かすような本能的な「欲求」を持っていないのです。したがって、AIが人間に代わって「どんなものを発明したらよいか?」ということまで考えてくれるわけではありません。欲求を持つことは人間の特権であり、人間が欲求を持ってAIに命じれば、それをAIが実現してくれるという時代は、間違いなくもうそこまで来ています。

ここで人間がするべきことは「自己探求」です。何があればより幸せか?どんなことをしたらより楽しいか?もっともっと夢を膨らませましょう!夢を持つことこそが、これからの時代での人間の仕事となります。我々人類には前途洋々たる未来が待ち受けているのですが、とはいうものの、夢を持つこともそれほど簡単なことではありません。つまり、創造性とは夢を持つ能力だとも言い換えられるかと思います。

マインドウエア総研は、これを支援するためのシステムを1年以内にお目にかける努力を致します。