連続-離散 ノード値変換機能
連続-離散ノード値変換機能(CDVT機能:Continuous-Discrete node Value Transfer function)
は,ネットワーク・メニューの下の分析メニューにあります.本質的に CDVT 機能は,CLG ベイジアンネットワーク中で,連続ノードが離散ノードを子として持つことができないという制約を迂回するためのモデリング・テクニックを実装します.離散区間ノードが連続ノードにリンクされ,それは数式で生成される離散ノードの分布が,その親の連続ノードの事後確率に等しいようになります.この方法では,離散ノードは,連続ノードの離散化表現となります. 離散ノードは,表ジェネレータ機能を用いて生成された表を持ちません.離散ノードのステートは,ネットワークをコンパイルする前に,ユーザーが決定します.
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図 1: 点線の矢印が CVDT 機能リンクを指定 |
図 1 は,CDVT 機能で作成された連続ノードと離散ノードの間のリンクを示します.
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図 2: 離散スコアは,表ジェネレータ機能を用いて計算された連続スコアの離散近似 |
図 2 は,連続ノードの密度関数がどのようにして,CDVT 機能を用いて離散分布に近似されるかを説明しています.
CDVT機能は,エビデンスが CDVT リンクの方向に沿ってのみ伝播できる,sum-normal 均衡のみサポートされている,CDVT リンクを持つネットワーク上ではどのようなタイプの分析もサポートされていないなど,いくつか大きな制約があります.
離散化リンクは,細心の注意で使用されるべきです.
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翻訳者:多田くにひろ(マインドウェア総研)